将棋の天才少年

皆様こんにちは。

昨日まで世界チャンピオンの椎名志津男先生のもとにいっていました。

本日の記事は私の学生時代の友人がコメントをくれた文章です。

空手の世界では保育園の園児と中学生が公式戦で試合をすることは

ありませんが、将棋は違うみたいですね。

友達のお子さんは、まだあどけない保育園だそうです。

ちょっとすごさをみてあげてください。

こころからです↓
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その日は3月下旬にやって来ました。

春の大会(6・7級の部)に出場しました。
1回戦は中学一年生(男子)の新顔です。
息子は相手の注文をことごとく潰していく横綱相撲で押し切りました。
続く2回戦はA君との対局が決まりました。
因縁の対決です。
これからも将棋を続けて行く上で方向性を
左右しかねないような重要な対局だと考えていました。
対局が始まりました。
一手一手に緊張が走ります。
よく見ると息子が得意な戦形に持ち込んでいます。
そして、少しずつリードを広げ危なげなく攻め勝ちました。

いつもはライバルだった二人の差は、今は歴然としていました。
思い起こせば、ライバルに負けてから『対局時計』をお年玉で買い、
練習し、この日までに詰将棋を450問、毎日やっていたなぁと。
3回戦の準備をしていると、
座布団を忘れていたことに気づき前の席に取りに行きました。
その時、目に飛び込んで来た光景は今でもはっきりと覚えています。
お母さんに慰められながら、彼が泣いていました。
勝負の世界はいつも非情なものです。
「負けて泣かない子は強くなれない」と先生は言います。
彼にもこれから頑張って欲しい。
結果、息子は、その大会で全勝し初優勝しました。
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つづく。

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