ウィスラー(カナダ)から!①(dream)

 今回の旅はカナダの「ウィスラー」にはじまる。
 10年前はイギリスの「グラスゴー」で瓦や板などを試割して3000人の大観衆をわかせる。
しかし今回のお話は「空手道」でない。
わたしが冬のトレーニングとして長年つづけている「スキー」のお話です^^。

 

今回のお話はウィスラー(カナダ)のことです。

旅の目的は「技」のキレ、「重心」の移動のタイミングなど、その極意(ごくい)を肌(はだ)で感じるための修行であります。

日本のスキー場だと一面の銀世界だが、ここウィスラー(カナダ)は一味ちがう。
格式の高いレンガづくりの高級ホテルがずらりとならぶ。
「さすが世界のセレブがたくさんくる街だ!」とそのすごさに感激する・・・。
 しばらく感激してヘリコプターで山の上まであがっていく。
雲を飛び越えて山頂付近にたっすると、雲はひとつない。
へりにのってしばらくすると、なんとも言葉では表現できないくらい美しい景色が
みえかくれする。
まるでこの世の景色ではないくらい素敵で不思議な世界がひろがってくる。
空はうすい青色にすきとおり、まるで自分が空にすいこまれるかんかくだ!
 頂上のほうは気温も低く、斜面が「あつい氷」でおおわれており、まるで宝石のエメラルドのように「青光り」している。しかし、おとずれるスキーヤーに「すべれるものならすべってみろ!」といわんばかりに
その氷は固くガチガチしている。ケンケンにとがった特製のストックも全然きかない。まるでかたいアスファルトの道の上にストックをたてているような感じだ。
 しかし、今からすべろうとする斜面を「読もう」とすると
スキーですべるところがどこにも見つからない!斜度が40℃以上もある。
(斜面が40℃をこえるところは上からみても下からみても壁のようです。)

 下の街から見ると「あんなにきれい」だった「青光り」が近くでみると「どすくろい青色」で
うすきみわるい。とても恐怖である。
「自分のひざ」ガクガクとふるえてくる。(とめようとしてもとまらない)
 何度も何度もしんこきゅうをする。
一時間ほど出発するのに(すべりおりるのに)時間がかかり、
ようやくかくごを決め、いざ「しゅっぱつ!」
(「え~~~い!もうどうにでもなれ!」)と心の中でつぶやく・・・。
     いったいどうなってしまうのでしょうか?

     その「重心の移動」の「極意(ごくい)」とは!

     「1mm~5mmの間の板(いた) にのる」という感覚とはいったいどうゆうことなのか!
         [この場合の板(いた)とはスキーのこと]

     はたして無事に弾劾絶壁(だんがいぜっぺき)の恐怖をどうやってのりこえたのか?
                       -次回につづくー
豆知識コーナーです^^。

「北米最大のスキーリゾート、夏はコーストマウンテンのまさにロッキー」

 2010年の冬季オリンピック開催地に決定したバンクーバー。雪山の主な競技は、バンクーバーから120km北上、車で約2時間のところにある、北米最大のスキーリゾートとして知られる『ウイスラー』だ。ここのパウダースノーを一度覚えると病みつきに・・・。そして、世界中からリピーターが駆けつける。世界を代表するプロスキーヤーや、ソノーボーダーが、また今年もここで腕を競う。
一方夏は、さすが軽井沢と姉妹都市というだけあって、近年アメリカから多くの観光客が避暑地のリゾートとして訪れる。リゾート内は車の出入りが禁止されているので、小さなお子様がいても安心。湖の湖畔を走るサイクリングロードや、乗馬、ハイキング、リバーラフティングなど、ウイスラーの夏も忘れてはいけない。

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