しかし今回のお話は「空手道」でない。
わたしが冬のトレーニングとして長年つづけている「スキー」のお話です^^。
旅の目的は「技」のキレ、「重心」の移動のタイミングなど、その極意(ごくい)を肌(はだ)で感じるための修行であります。
格式の高いレンガづくりの高級ホテルがずらりとならぶ。
「さすが世界のセレブがたくさんくる街だ!」とそのすごさに感激する・・・。
雲を飛び越えて山頂付近にたっすると、雲はひとつない。
へりにのってしばらくすると、なんとも言葉では表現できないくらい美しい景色が
みえかくれする。
まるでこの世の景色ではないくらい素敵で不思議な世界がひろがってくる。
空はうすい青色にすきとおり、まるで自分が空にすいこまれるかんかくだ!
その氷は固くガチガチしている。ケンケンにとがった特製のストックも全然きかない。まるでかたいアスファルトの道の上にストックをたてているような感じだ。
スキーですべるところがどこにも見つからない!斜度が40℃以上もある。
(斜面が40℃をこえるところは上からみても下からみても壁のようです。)
うすきみわるい。とても恐怖である。
「自分のひざ」ガクガクとふるえてくる。(とめようとしてもとまらない)
一時間ほど出発するのに(すべりおりるのに)時間がかかり、
ようやくかくごを決め、いざ「しゅっぱつ!」
(「え~~~い!もうどうにでもなれ!」)と心の中でつぶやく・・・。
[この場合の板(いた)とはスキーのこと]
2010年の冬季オリンピック開催地に決定したバンクーバー。雪山の主な競技は、バンクーバーから120km北上、車で約2時間のところにある、北米最大のスキーリゾートとして知られる『ウイスラー』だ。ここのパウダースノーを一度覚えると病みつきに・・・。そして、世界中からリピーターが駆けつける。世界を代表するプロスキーヤーや、ソノーボーダーが、また今年もここで腕を競う。
一方夏は、さすが軽井沢と姉妹都市というだけあって、近年アメリカから多くの観光客が避暑地のリゾートとして訪れる。リゾート内は車の出入りが禁止されているので、小さなお子様がいても安心。湖の湖畔を走るサイクリングロードや、乗馬、ハイキング、リバーラフティングなど、ウイスラーの夏も忘れてはいけない。