ロンドンオリンピック選手『鈴木雄介』君との再会②
ロンドンオリンピックに内定した『鈴木雄介』選手は私の空手教室に鈴木君のおにいちゃんと小さい頃からきていました。入門当時は背が小さくて黒いというのが当時同級生だった美少女『りな』の鈴木君への印象だそうです。それから新聞やTVなどで、鈴木君の活躍は陰ながら応援していましたが、実際に会うのは十数年ぶりでした。
実は私は、昨日まで楽屋までおしかけて激励に行ってよいものかどうか?とても悩んでいました。
(体育協会さんからお誘いのご案内をいただいたのは1カ月前も前のことです。)
(体育協会さんからお誘いのご案内をいただいたのは1カ月前も前のことです。)
きっと会場には少年時代の陸上の指導者さんもいらっしゃるだろうし、鈴木君が新聞のコメントにも空手をやっていたというコメントが一切ない!わたしの当時の稽古がとても厳しく、私が大嫌いかなのか、私の厳しい稽古で空手が嫌いになってしまったか・・・・・。どちらにしてもすごく悩みました。
しかし、鈴木選手が将来、
『そういえば、あの時、空手の先生も激励にきてくださったんだなぁ~^^』
と思ってくれる日がくるかもしれない!と思い、
勇気をだして楽屋まで激励に行くことにしました。
受付から楽屋にご案内されている途中、私は当時の私の空手教室の稽古を思い出していました。
当時から(今も変わっていませんが)私の指導に対する基本理念は『いつも楽しく』でした。
『楽しい』という言葉には私なりのこだわりがあり、ただ遊んでいて『わ~~い、わ~~い』という楽しさを私は空手の修業において求めていませんでした。
『楽しい』という言葉には私なりのこだわりがあり、ただ遊んでいて『わ~~い、わ~~い』という楽しさを私は空手の修業において求めていませんでした。
自分自身が稽古をして、精進し、いろいろな勉強をしていくうちに自分の体力や技術が向上したり、自分の器が大きくなったと感じることがあります。この時、初めて心の底から『楽しい』と実感できる瞬間ではないかと思います。
しかし、鈴木君のいた当時は私が現役選手というともあり、私の指導が未熟で、
『空手の稽古はキツイ!厳しい!』と感じたチビッコがいたのではないかと思います。
当時の私は、『世界チャンピン』を真剣にめざして稽古をしていたので、
しかし、鈴木君のいた当時は私が現役選手というともあり、私の指導が未熟で、
『空手の稽古はキツイ!厳しい!』と感じたチビッコがいたのではないかと思います。
当時の私は、『世界チャンピン』を真剣にめざして稽古をしていたので、
『俺の背中についてこい!』
という、たいへんにおそまつな指導内容でした。(m--m)
(先日、偶然出会った鈴木君の同級生『りな』も稽古はとても厳しかったと答えていました。)
(今の稽古は、自分自身の成長を感じ、真の喜びを感じて稽古しているチビッコの姿がとても多くなっているみないです~あるご父兄談~)
(今の稽古は、自分自身の成長を感じ、真の喜びを感じて稽古しているチビッコの姿がとても多くなっているみないです~あるご父兄談~)
・・・・・・・なんてことを思いだしながら、ついに楽屋まで来てしまいました。
なにやら本番前の打ち合わせをしている様子で、なかなか部屋に入ることが出来ずに部屋の前につったていると、
なにやら本番前の打ち合わせをしている様子で、なかなか部屋に入ることが出来ずに部屋の前につったていると、
役員さんが
『どうぞお入りください』
といってくださりました。
内心ドキドキしながら鈴木君のところにいってみると、
(あ、昔の鈴木君とぜんぜんかわらない!)
姿や表情をみて内心ホッとしました。
(あ、昔の鈴木君とぜんぜんかわらない!)
姿や表情をみて内心ホッとしました。
小さいころと顔がかわらずにそのまま体だけ大きくなったという印象でした。
しかし、わたしのことをすっかりわすれているようなので、
しかし、わたしのことをすっかりわすれているようなので、
『誰だかわかりますか?』
と私が鈴木君に問いかけると、
ちょっと首をかしげ、小松高校(県内ではTOPクラスの進学校)の頭をフル回転させて
記憶を呼び戻しているようでした。
記憶を呼び戻しているようでした。
『空手の先生ですよ^^』
と私が言うと、急に表情が明るくなり
『あ、からての・・・・』『おぼえていますよ^^』
2人で記念撮影をしている時に、
『オリンピック出場おめでとう!』と私が激励すると、
『ありがとうございます』と答えてくれました。
後援会まで20分しか時間がないので、すぐに楽屋をでたので会話はたったこれだけなのですが、男同士、これで十分通じました。楽屋を出る帰り際、私は目で
後援会まで20分しか時間がないので、すぐに楽屋をでたので会話はたったこれだけなのですが、男同士、これで十分通じました。楽屋を出る帰り際、私は目で
(ロンドンがんばれよ!応援しているぞ!)
とうったえると、
(もちろんです。ウイニングラン見てくださいね!)
と答えたかのように感じました。
いやきっとそう思っていたに違いありません^^。
先生と弟子、何年たっても、年がいくらはなれていても気持ちは通じ合うと感じました。
『私がロンドンまで、もし行くことができれば、是非応援しに行きます!がんばれよ鈴木君!』
(いけなかったらTV中継の地元の応援席の一番前でじんどって応援させていただきますね♪)
IT道場のチビッコ達も応援していますよ♪^^。
-つづくー