千利休の心を語る男、奈良宗久(なら・そうきゅう)
わたしの以前からの知り合いで奈良宗久(なら・そうきゅう)さんというかたがいます。茶道家に弟子入りして現在は国内はもとより、全世界を飛び回っていらっしゃいます。
奈良さんは、茶道で使用する茶碗で有名な「大樋焼」・十代大樋長左衛門の家に生まれ茶道の世界に身を投じるとこがごく自然に思えたようでした。
わたしも、あるボランティアの会で知り合いお茶を入れていただいたことがございます。すごく品の良い茶碗やお茶の道具をすべてご用意くださり、本格的にいただきました。
奈良さんはお茶の飲み方でその人のことが分かるとおしゃっていました。実はこの感覚が、空手道と非常によくにているところだと私が感じるところだったのです。
私の話になりとても恐縮なのですが、私のオリジナル稽古場もとても狭い場所にしました。茶室の空間とよく似た空間だと思っています。そこにいる人の息遣い、表情、仕草はもちろんのこと、かんがえていること、思っていることさえも感じ取ることができることがあります。
千利休さんもこのような狭い空間や空気で、信長様や秀吉様、家康様の心をお読みになり、最高のおもてなしをされていたのかな?と私は空手の稽古でよく考えます。
茶道と空手道、「己を鍛える世界」ということでは、共通点はけして少なくないと、奈良さんからお茶をいただいた時から感じました。
本日は、そんな奈良さんが地元金沢のフリーペッパー「金沢情報」の表紙になっていたのが嬉しくて、皆様にご紹介させていただきました。
ーつづくー
【奈良宗久(なら・そうきゅう)さん紹介】
茶道 裏千家 今日庵 業躰部 講師
1969年大樋長左衛門の次男として金沢に生まれました。
1990年日展 現代工芸美術展初入選。
(以降、日本現代工芸展とともに連続入選をとげる)
1995年から茶道 裏千家今日庵に入庵
内弟子となり現在茶道の指導者として活躍中です。
茶道 裏千家 今日庵 業躰部 講師
1969年大樋長左衛門の次男として金沢に生まれました。
1990年日展 現代工芸美術展初入選。
(以降、日本現代工芸展とともに連続入選をとげる)
1995年から茶道 裏千家今日庵に入庵
内弟子となり現在茶道の指導者として活躍中です。
※日本現代工芸賞受賞、金沢市工芸展市長賞など受賞多数。
奈良宗久(なら・そうきゅう)さんってどんな人?
茶道裏千家から伝承者として認められた第一人者です。
千利休は何を考えて詫び寂びの茶をつくったのか。
加賀前田家と裏千家はどんな関係だったのか。
金沢のお抹茶が大樋焼でたのしまれる理由は。
など、色々なご質問に明確に答えてくれています。
加賀前田家と裏千家はどんな関係だったのか。
金沢のお抹茶が大樋焼でたのしまれる理由は。
など、色々なご質問に明確に答えてくれています。
奈良宗久(なら・そうきゅう)さん関連のページのご紹介
長谷川等伯が好きな辻口様のブログ
http://shofu.pref.ishikawa.jp/shofu/chanoyu/chapter_01/index.html
http://shofu.pref.ishikawa.jp/shofu/chanoyu/chapter_01/index.html
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P.S
昨日、この巻頭に掲載させていただきました金沢情報3月20日号を出版本社のKccさんにもらいに行きました。
ご対応してくださった総務部の加藤さんはとても親切にしてくださりKccさんの社風があらわれていました。
感謝ですm(._.)m