栄光のかげには・・・・。
本日は、私の学生時代の友達の息子さんのお話をご紹介させていただきます。
友達の息子さんは将棋を習っているのですが、なかなかすじがよいみたいで優勝をつづけています。
空手にかぎらず、スポーツ選手も同じような体験をみんなして大きく成長していくんだと思います。
ではどうぞ!
ご無沙汰してました。なかなか文章がまとまらなかったので長文になりました。その間、新しい教室に通うことになりましたが、やはり強い。強い子はここにいたのかという感じです。外で待っている親も真剣で雰囲気からして違います。続けることが一番大事なので、心も体もスタミナ切れしないようにサポートして行こうと思います。そこで今回は、こんな日が来なかったかもしれない夏の出来事をお話しようと思います。
優勝の源は詰将棋を毎日していたことだと信じて、優勝をしてからも毎日、詰将棋をしていました。その効果もあり、順調に昇級し大会でも入賞をしていました。
そんなことも普通になっていた夏のある日、妻が私に「なんか息子の様子がおかしい。」と言いました。私にはおかしいとは感じなかったのですが、妻の前では見せるようです。「死んだらどうなるの?」的な、心が病んでいる様なことを。(活字にするのが恐ろしいことまで。)今までは全くそんなことはなかったので、あわてて病院で診断してもらうと、やはり、難しいことをさせ過ぎているとのことでした。将棋自体が難しいのに、毎日難しい詰将棋をして、教室に通っていましたから
完全に私のエゴでした。医者が言うには「もうやめさせた方がいいでしょう、子供らしいことをさせた方がいいでしょう。」とのことでした。その時の私はというと、「せっかくの才能を、今までの努力と時間を無駄にしてしまうのか」となかなか納得出来ませんでしたが、息子ためには仕方がないと思い、息子には謝り、将棋からは離れました。離れると徐々に快方に向かい今まで通りの元気のいい息子に戻って来ました。これはこれでいいんだと自分に言い聞かせていたある日、妻が私に「息子が私に何か話したいことがあるらしい。」と言います。「何?」と聞くと、もじもじして、「ちょっと将棋がしたい。」とのこと。この時の私は、もうおわかりだろうと思います。
それからは、ペースを押さえゆっくり進んでいます。ゆっくり進めても結果を出すので、また、私の病気が出そうですが、我慢、我慢。
それからは、ペースを押さえゆっくり進んでいます。ゆっくり進めても結果を出すので、また、私の病気が出そうですが、我慢、我慢。