スキーウエアを洗濯してみようかな?

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(左)TXダイレクトWASH-IN   価格/¥1,200円  容量/300ml
 (右)Loftテックウォッシュ     価格/¥800円   容量/300ml 

https://s.yimg.jp/images/videocast/feature/point/pri_medal04.gif
スキーウェアを自分で洗たくしてみようかな?と思いました。

2つよさそうな記事がございましたので、抜粋させていただきました^^。

上記のお得情報のページの中ほどに「取り扱い説明書」と題して写真入りで洗濯機での洗濯のしかたが
わかりやすく説明されていたので、リンクさせていただきました♪


2シーズンもするとスキーウエアも汚れ、撥水効果も無くなってきますよね。
で、通常はクリーニング屋に出すのですが、店が悪いのか、今まで汚れがきれい落ちていないのと、撥水効果は元の状態から遙か及ばず、下手すると初日にずぶ濡れなんて言うこともあったので、自分で洗濯できないか調べてみました。

で、探した結果が、これ、イギリスNIKWAX製の
LOFT TECH WASHとTX.DIRECT WASH IN
パタゴニアやノースフェースの推奨品と言うことで、試してみました。
TECH WASH、これは洗剤です。
この洗剤、通常の洗剤のようなきつい界面活性剤を使わず、石鹸系の素材で構成されているみたいですね。
通常の洗剤では、生地の繊維の中に界面活性剤や、蛍光材が残ってしまい、これらが撥水に対して悪影響を与えるみたいで、これらの残留物が無いのがこの洗剤の売りみたいです。

TX.DIRECT WASH INは撥水材となります。
中身は水溶性シリコンと見てほぼ間違いなさそう。
この臭いかいだことはあるし、色も真っ白の牛乳状態。
コレが繊維の中まで入って乾いたら水を弾くと思われます。
表面に膜を作るような仕掛けではないので、透湿性を殺さずに撥水・防水機能がよみがえるんですね。
ちなみに、防水スプレーは生地自体の透湿性が悪くなったり、防水スプレーの効果が減った場合生地本来の撥水性が落ちたりするようですね。
全てが悪いわけでは無さそうですが、今まで効果が持続した物は無かったです。
ちなみに、このTX.DIRECT WASH INは何もかにも撥水状態になるので、裏地等インナーに吸湿素材を使ったような物には使用するとインナーの吸湿効果が無くなるので使わないようにと有りました。

容量は300ccの物と、1Lの物が有るようで、ネット通販で価格的に倍も変わらなかったため、1Lの物を購入してみました。

使い方
まず、TECH WASHで洗濯します。
リフトの搬器から滴下した油汚れ部分やパンツのふくらはぎ後部分のリフト座面に当たって汚れている部分にこの洗剤を付け置きして、
かなぴは横着なので、洗濯ネットに入れて洗濯機のソフトコースでやってみました。
この時に、ファスナーやベルクロは全て閉じておくこと。
後から気づきましたが、裏向きにして洗えば生地への攻撃性が減っていたんですね。
で、量はとりあえず200ccを入れて、水量は最小の36Lでソフトコースで洗濯機にお任せでやってみました。
普通の洗剤と同じで泡は立っています。
ここで、問題発生、、、
ウエアが空気を抱き込んでいて全く沈まない。水も弾いてる?(爆)
と言うことで、一旦止めて、手でウエアとパンツの中の空気を押し出してから再度スタート、一応沈んでまわってくれてます(笑)
すすぎ後脱水まで終わったら、次は撥水材の出番。

洗い終わった状態の濡れたままのウエアにTX.DIRECT WASH INを使いますが、これも200cc入れてソフト洗い後脱水。
説明には洗濯機での作業を推奨しています。

その後、陰干し。
以上で完了

効果は?
結構良い感じです。
既に、この状態で10日近く滑ってますが、前は肩の部分や太ももの部分が水を弾かずに濡れていましたが、今は水玉が転がっています。充分満足できる効果です。

ちなみに、このウエアの表示にはドライのみになっていました(苦笑)
さらにフェニックスの説明にも洗濯機での洗濯は脱水時危険なため絶対におやめ下さいと書いてある(爆)
スキーウエアを洗うのは自己責任でお願いします。
出来れば、予備のウエアがある状態で作業した方が良いでしょうね。
最悪買い換えの事態もあり得る。


スキーウェアは技術の発達と共に快適で高性能な物になってきた。
しかし、ウェアの防水加工は使用頻度や、気象条件、汚れの付着といった様々な要因により低下していってしまう。
1シーズンを終える頃には初期段階よりも大きく低下している事だろう。
従来、防水回復対策として採られていた方式とは革新的に違った方法で防水処理を行うウェア専用ワックス「ニクワックス」について、その使用方法と効果を紹介しよう。
○ 繊維の中に残ってしまう洗剤カスが機能低下の原因
 スキーウェアのメンテナンスは従来、クリーニング店か自宅で洗濯後、防水スプレーを行うのが一般的であった。しかし、クリーニング店では費用がかかるため、こまめなメンテナンスが行なえず、自宅の洗濯機では、あまり防水回復は期待できないのが現状。
 スキーウェアに限らず、市販されている洗剤で洗濯すると、汚れは落ちる。しかし、いわゆる家庭用洗剤で洗濯された衣類は繊維の奥深くに洗剤の細かなカスが残ってしまう。通常雨や雪の時、傘をさして雨水を避けるために、タウンユースで着ている普段着ならこの事象は問題ないが、ゲレンデで着用するスキーウェアとなるとそうはいかない。ウェアの昨日が非常に重要な要素である我々スキーヤーには、当然深刻な問題となってくる。繊維内に残った洗剤カスは、ウェア表面の水分を繊維の内側へと呼び込む働きをしてしまう。これでは透湿防水素材を使用したウェアでもフィルムのすぐ外に水の壁があるのと変わらない状況だ。

○ まずはウェアに合わせた洗い方で洗濯を行おう!
 「ニクワックス」は洗剤と防水剤の2種類で効果を発揮する。スキーウェアに限らず様々なウェアには「洗濯表示」というものが付いている。乾燥機にかけてはいけないものや、水洗いをしてはいけないものなどが代表的な例として挙げられる。「ニクワックス」を使用するにはまず、使用しているウェアが自宅で洗濯がおこなうことができるということを確認する必要がある。これは「ニクワックス」最大の特徴の1つでもある普通の洗濯と同じ作業で高い防水効果を出すからである。だからこそ家庭で洗濯作業が行えることを確認した後、実際に防水加工を行っていくことを忘れないように充十分に注意して欲しい。

○ 水を呼び込む洗剤カスと汚れを除去する洗剤
 「ニクワックス」は自宅の洗濯機でウェアの汚れをきれいに落とし、市販のスプレーではできないレベルの高い防水加工を施すことができる。
 実際の作業工程としては特殊なことはとくにない。いたって普通の洗濯作業である。全自動洗濯機の場合、ウェア上下1セットを洗濯機の中に入れ、スタートボタンを押す。すると、適量の水が洗濯機のタンブラーの中に注がれるので、水が貯まった段階で緑のキャップの洗剤『Loftテックウォッシュ』をキャップに3杯分投入する。洗濯機がウェアの洗浄を始めたら待てばよいのだ(手洗いでも可)。前項で述べたような家庭用洗剤のカスや一般の汚れをしっかりと洗い流す。スキーウェアの場合リフトから垂れた油汚れなど落ちにくそうな汚れに対しては洗濯機で洗う前に『Loftテックウォッシュ』を歯ブラシなどで直接擦り、汚れを浮き立たせれば良い。『Loftテックウォッシュ』を使用した洗浄は、後で行われる防水加工への下地作りなのである。撥水機能を期待しなければならないスキーウェアにとっては、防水加工前にウェアをプレーンな状態にするという非常に重要な作業なのである。また、ナチュラルソープであるが故に、地球に対するインパクトも非常に低い。数日すると水と炭酸ガスに全て分解されるので安心して使用できる。まさにストーカーズ「地球の涙」である。

○ 繊維の1本1本に働く撥水コーティング
 ウェアが汚れのないプレーンな状態になったところで、次に行うのが撥水効果を出すこと。洗濯機では洗濯状態から通常2回行われるすすぎ状態へと作業工程を進めていくことになる。1度目のすすぎで全ての『Loftテックウォッシュ』が流れ落ちる。2度目の水が洗濯機内のタンブラーに貯まったら、『TX・ダイレクトWASH-IN』という撥水剤を300ml投入する。これでは洗剤の量に対して多いと思うかもしれないが、『TX・ダイレクトWASH-IN』は、1度コーティングされると『Loftテックウォッシュ』で10回洗うまで機能が継続するといわれているので、逆に撥水剤の費用を抑えることができる。後は脱水と乾燥をウェアの洗濯表示に従って行えばよい。可能であれば乾燥機にかけることをお勧めする。水溶性であるが故、半乾きの状態で再度濡れると防水性は発揮されない。使用は完全に乾ききってからということだけ注意して欲しい。乾いた時点で全ての作業が終了となる。この『TX・ダイレクトWASH-IN』の最も特徴的な機能としては、透湿防水素材を使用したウェアの透湿性を一切損なうことなく防水効果を発揮できるという事にある。通常市販されているフッ素樹脂を配合した、いわゆる防水スプレーの類は、90%以上がウェアに対してフッ素樹脂を吹き付けるための有機溶剤を含んだガスなのである。地球環境に悪いどころか、ウェア表面に薄い被膜を形成するだけなので、透湿防水素材の利点であるウェア内側の湿気を外へ出す際の壁となってしまう。しかも、その被膜はもろく、擦れや、曲がると割れたりりて、そこから水がしみ込んでしまう。それに対し、『TX・ダイレクトWASH-IN』は靴のソールなどに使用されるEVAという素材に近い特殊ポリマーの「TX-10i」で形成されており、折れや、擦れに対して強い。しかもコーティングはウェアの表面だけでなく、ウェアを形成している繊維の1本1本に対して施される。つまり、透湿防水素材の利点であるウェアの内側にある湿気を外に出す効果を一切損なうことなく防水加工される結果となるのだ。もう一つ、特徴的な機能を付け加えるならば、これらの工程は、ポンチョなどに使えるのはもちろんのこと、家で洗濯できる物なら何でも防水・撥水加工できてしまうのだ。
 来る冬に備えてウェアメンテナンスは「ニクワックス」の『Loftテックウォッシュ』『TX・ダイレクトWASH-IN』で行えば、スキーウェアの機能低下を未然に防ぎ、シーズン後半まで快適にスキーライフを楽しむことができること間違いない。是非お試しあれ。

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