ロンドンオリンピックシンクロ 前列Aチケット!!その2

 このプールサイドの席には、世界中の美女を集めたような場所でした。
スタイルとルックス抜群の女性ばかり目立ちました。(なんでこんなに美人やスタイルの良い女優さんみたいなひとばかりなのだろう?)と不思議に思い考えました。
 しばらく考えてあることに気が付きました。オリンピック選手はもらったIDで自由に
色々な競技を無料で観戦することができます。

  しかし、選手枠の特別席は競技が見えにくいところが多くけして良い席ばかりではありません。私のまわりにいる美女たちの多くは、チームで参加をしていて、自分の国のこのペアの試合を応援しにきた選手が、応援用に自国でチケットをおさえてもらった女性たちだと思いました。
(ペアの出場は24カ国でした)
 24カ国の競技をすべて見ました。どの国も素晴らしい演技で甲乙つけがたい感じがし
ました。空手道にも形(かた)という競技がります。空手の技を演武し、そのジャッジを
点数で競う種目です。私はこのシンクロから、空手の形(かた)について、なにか得ると
ころがないか懸命に見ていました。
地元イギリスは予選9位でした。しかし地元の応援はため息ではなく、

「よくやったぞ!」

と会場中が拍手喝さいでした。イギリスペアが競技終了して、点数が出たとたん、その歓
声に喜んで応えていたのがとても印象的で選手が羨ましかったです。

(日本の会場だと9位という順番では、拍手喝采というわけにはいかないかな?)と思い
ました。愛国心あふれるイギリス人の素晴らし一面を感じました。

 我々の日本は予選5位、正直申し上げると、日本の点数はちょっと甘めにジャッジし
ていただいたかな?と思いました。4位のカナダの点数もおまけがたくさんあったように
思えました。

 私のお隣の綺麗なご婦人は、メモ帳に自分のつけた点数と審判の全ての点数をこまめに
記録していらっしゃいました。日本のコーチ陣のスコアラーのおかたか、もしくは日本の
ジャッジ(審判のこと)のように感じました。日本ペアの試合が始まる前、
「さぁ~日本ですよ。」
と私に教えてくれました。わたしもありったけの大声をあげ、懸命に応援させていただき
ました。しかし、日本の応援は向こう側のAチケット席に陣をとる日本チームと我々がい
る一角のほんの十数名程度でした。何万人も収容できるこの会場では、シンクロがお家芸
の日本チームといえども、完全アウェイの状態でした。
 全ての競技が終わり帰ろうとすると、隣のご婦人が
「応援どうもありがとうございましたm――m」
と私にご丁寧なあいさつをしてくださるので、私は、返答にこまり、
(このご婦人がナショナルチームの偉いかたなのか誰なのかわからないので・・)
「いえいえ、こちらこそシンクロという素敵な競技を観戦させていただきまして、
ありがとうございます。」
と、笑顔(´∀`*)でお別れいたしました。

                   ーつづくー

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