しばらく入場口で待つことになる。
会場と同時にたくさんの人が入口になだれこもうとするが、セキュリティーチェックが
厳しいため、急いでは入れない。
そのようなことが全部英語で記載されていました。
「港のような厳重なセキュリティーチェックが行われますので、危険なものやペットボ
トルなどの飲み物も一切持ち込まないでください。セカンドバックも持ち込めません!」
とかなり厳しい記載だったが、まさにそのとおりでした。
強そうな腕っ節の大男10名の警備員が整列して、入ってくる人を1人1人の姿を
にらんでいました。
金属探知機のゲートをくぐる時、出来るだけおとなしく、スマイルを見せ通過しようと思
いましたが、
大男に両腕を抑えられました。
(まてよ、ここは冷静に・・・冷静に・・・・)
となるべく冷静をよそおいました。
と思いながら、警備チーフのところにいって、私のポシェットの中やポケットの中の品物
まで全部出すように。また、着ている服も全部脱ぐように指示されました。
(まただよ・・・そういえば、昨年NYでもこんなめにあったな・・・とほほ・・・)
ポシェットをさかさまにして、中の所持品を机の上にほうりだしました。
「ふくもぬぐか!」と今度は日本語で大きめの声で言うと
こわもての警備主任は
ずにすんだ私はホッとして、あこがれのサッカー場まで駆け上がりました。