臥薪嘗胆 「がしんしょうたん」
「がしんしょうたん」(臥薪嘗胆)
月曜日の稽古の終わりにIT道場おなじみ「辞書を引く」練習をしました。
5年ほど前から稽古に辞書をもってきたチビッコだけで始めたが、
最近はチビッコどうし辞書を競って引くのが楽しいのか、
練習にくるほとんどのチビッコが空手の稽古に重い辞書を忘れずにもってくるようになりました。
本日のお題は 「臥薪嘗胆」(がしんしょうたん)である。
この言葉は、管理人のもっとも好きな言葉の一つでもあります。
もちろんチビッコが持参している小学生用の国語辞典には掲載していません。
この日、一番最初にこの言葉を見つけ出したのは みなみクンでした。
「あった!!」と大喜びで立ち上がりました♪
みなみクンは大人が使用している辞書を持ってきたので、みなみクンの辞書だけ載っていました。
このあと、みんなに言葉の意味を物語でお話して本日の稽古を終了いたしました。
この初めて聞く中国の物語に目をきらきらさせて聞くチビッコ達の姿がとても印象的でした。
-つづくー
〔補説〕 「史記(越王勾践世家)」「呉越春秋」などから。中国の春秋時代、越王勾践(こうせん)に父を討たれた呉王夫差(ふさ)は常に薪(たきぎ)の上に寝て復讐の志を奮い立たせ、ついに仇を報いた。敗れた勾践は室内に胆(きも)を掛けてこれを嘗(な)め、そのにがさで敗戦の恥辱を思い出してついに夫差を滅ぼしたという故事による
「敵を討とうとして苦労し、努力すること。目的を達するため苦労を重ねること。」
-大辞苑ーより抜粋